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『デート・ア・ライブ』(DATE A LIVE)は、橘公司による日本のライトノベルおよびそれを原作とするメディアミックス作品。イラストはつなこが担当。富士見ファンタジア文庫(富士見書房→KADOKAWA)より2011年3月から刊行されている。略称は「デアラ」。
概要
橘にとっては『蒼穹のカルマ』以来の長編となる。「秘密組織のメンバーが大真面目にギャルゲーをやっていたら」をコンセプトにしており、強大すぎる力を持つがゆえに人類から排除の対象となっている精霊の少女とごく普通の少年の交流を描いた作品。「電子書籍アワード2014」ライトノベル部門では4位を獲得している。2019年3月時点で全世界シリーズ累計部数は600万部を突破している。
第1巻の刊行当初からテレビCMなどで積極的な広報展開が行われており、シリーズ開始から1年足らずの2011年11月の時点でアニメ化企画が進行していることが発表された。
2013年5月18日からは短編『デート・ア・ライブ アンコール』、2017年3月18日からは東出祐一郎が著書、NOCOがイラストを担当するスピンオフ作品『デート・ア・ライブ フラグメント デート・ア・バレット』が刊行されている。後者では本編の登場人物の一人である時崎狂三を主人公とした、本編ではほとんど語られない「隣界」を舞台にした物語が展開される。2022年1月20日にはシリーズ10周年を記念したアンソロジー『デート・ア・ライブ アナザールート』が刊行された。
あらすじ
西暦1981年。謎の生命体・精霊の出現により起こる大災害・空間震が発生するようになって、約30年が経った世界。
西暦2011年。妹と2人暮らしの高校生・五河 士道は、人間に絶望する精霊と出会う。そして、妹・琴里から、自分が精霊と交渉して、世界と精霊両方を救うことのできる存在であることを知らされる。しかし、その方法は「精霊とデートして、デレさせる」というものだった。
妹の理不尽な訓練の末、再び精霊の少女と出会った士道は彼女に十香という名をつける。
そして、士道は、様々な精霊たちとの”デート”を繰り返していく中で、自らの出自、さらには精霊という存在の詳細、それを取り巻く陰謀を知ることになる。
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