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機動戦士ガンダムアグレッサー = MOBILE SUIT GUNDAM AGGRESSOR 11
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あらすじ
ジャブロー編、佳境!!…そして…!? 宇宙世紀0079-- 一年戦争のさなか、 地球連邦に存在していた部隊「アグレッサー」! それはジオン公国から連邦へと寝返った 元ジオン兵で組織された「裏切り」の部隊! 連邦の宇宙進攻を阻止せんと、 ジャブローの宇宙戦艦発射口破壊をもくろむ マクシミリアン大尉の特攻作戦… チェイスやハイウェイは自らの命を賭して 阻止にかかるが…!!!? ジャブロー戦クライマックス!! そして、戦局は宇宙へと……!!!!
Wikipediaの情報
『機動戦士ガンダム アグレッサー』(きどうせんしガンダム アグレッサー)は、万乗大智による日本の漫画。小学館の月刊少年漫画雑誌「週刊少年サンデーS」にて2014年12月号(2014年10月発売)から連載中。 テレビアニメ『機動戦士ガンダム』の世界観を元にした作品で、一年戦争後期に、ジオン公国からの亡命兵で構成された地球連邦軍アグレッサー部隊を主役とした物語。現代の各国空軍に実在するアグレッサー部隊は仮想敵国の装備・戦術を模して自国軍の訓練相手となる役割であるが、本作では祖国の敵側に寝返って最前線での実戦に従事している。連載開始となった2014年12月号には主人公が搭乗する機体「BPR-072 レッドライダー」のTCGガンダムトライエイジ用カードが付属した。
あらすじ
ジオンからの亡命兵で構成された通称「アグレッサー部隊」はジャブローに近い区域で任に着いていた。アグレッサー部隊に所属しているチェイス・スカルガード伍長はパトロール中に撃墜されたサノ・カオリ率いる技術部隊の輸送機を発見し、ジオン軍との戦闘のさなかに輸送機に積まれていた試作機「レッドライダー」に乗り、これを撃退することに成功する。正規パイロットが襲撃時に死亡したため、レッドライダーはジャブロー移送まで暫定的にチェイスに任されることになった。移送中は民間人を盾にしたダイアン・ノイス配下のジオン部隊と交戦し市街戦となるも、サノや技術部隊のエルザ、恩師のハイウェイ、ローストンの戦車中隊とともにこれを退けている。 その後連邦軍から調査のためレッドライダーの開発元である「グレイブ・ファントム」が派遣される。サノとエルザがかくまっていたレッドライダーのテストパイロットの捜索が目的だった。レッドライダーのテストパイロットには不法に集められた子供たちを薬物などで強化し、使い捨てにしていたのだった。グレイブ・ファントムで使い捨てにされそうになっていた子供をかくまったことでアグレッサーはグレイブと衝突することになったものの、ジオンの奇襲に見せかけてこれを退ける。しかし直後にジオンのジャブロー侵攻作戦が開始され、ジャブロー近郊にてジオン軍時代の同僚でもあるマクシミリアン率いるグリフォン隊と遭遇する。チェイスは整備不良のレッドライダーでどうにか撃退することに成功するも、グリフォン隊の目的はジャブローの直接侵攻ではなく、ジャブロー内のマップデータ入手のために撤退する連邦兵の中にスパイを紛れ込ませることであった。 スパイとしてジャブローに潜入したマクシミリアンの娘ミリア・シェルは、チェイスが書き残していた一年戦争開戦時の真実、チェイスらが亡命に至った理由を見つける。チェイスたちがジオンを裏切り連邦に降ったわけでないことを知り葛藤をしつつもジャブロー内で核爆発を起こす任務を行うためにコウノトリ作戦を遂行するが、ハイウェイの捨て身の防衛により失敗に終わる。養父であるマクシミリアンを救うべく、ダイアン・ノイスもコウノトリ作戦を阻止するためドム・トローペンでジャブロー降下部隊に参加したもののレッドライダーに撃破され、目の前でマクシミリアンの死を見届けることになる。 アグレッサーはジャブロー近郊での働きが連邦軍本部に認められ、技術部隊と合流しレッドライダーを正式装備としたうえで第23独立艦隊の指揮下に編入され、ホワイトベース単艦からなる第13独立艦隊に続く、第3次おとり部隊として宇宙へ向け飛び立った。目的地はサイド2経由でソロモン攻略戦へ参加することであり、グラナダからソロモンへの応援艦隊を引き付ける囮であった。 一方、ダイアン・ノイスはマクシミリアンを失い失意の中にあったものの、マクシミリアンの遺言からハイウェイ脱走の真実とダイアン自身も知らぬプロジェクト「トゥーム・ストーン」なるものが親衛隊内部で画策されていることを知り、真相を探るため宇宙へ上がる決意をする。 地上で軍上層部がかき集めた文化遺産を宇宙へ運ぶためヤロスラフ中佐が艦長を務めるザンジバル級アナスタシアが地球から打ち上げられようとしており、ノイスもこれに同乗する。宇宙へ上がった直後にアナスタシアに第23独立艦隊の追撃命令が下り交戦状態になる。 第23独立艦隊はヤロスラフ中佐の策にはまる指揮官の無能さ、ドワッジでレッドライダーを引き付け戦力を分散させたノイスの手腕が相まって、指揮官負傷を含む大きな損害を受ける。最終的には途中から戦術指揮を引き継いだサノ・カオリによって、ホワイトベースの撃破したキャメル艦隊のデブリに誘導してアナスタシアへダメージを与えることで相手の撤退を誘導し、全滅だけは免れた。 大損害を受けた第23独立艦隊は指揮官の後退と補給を受けサイド2へと向かう。サイド2へ向かい道中、暗礁宙域に入り込むが、そこには親衛隊サイラス少佐から命を受けたスナイパーのタイタス中尉単騎による罠がしかけられており、第23艦隊は再び大損害を被る。サノ・カオリの指揮とチェイスの奮戦で、どうにかタイタス中尉を撃破。ここにきてようやく第23独立艦隊の連邦軍士官たちもサノ・カオリとアグレッサー部隊の能力を認めるのだった。 その頃、ノイスはプロジェクト「トゥーム・ストーン」を探るため、アナスタシアから親衛隊のサイラス少佐率ムサイに移乗する。ノイスが「トゥーム・ストーン」をキシリアに報告することを示唆したため、サイラスはノイスの暗殺を実行するが失敗。サイラスは暗殺者を返り討ちにしたノイスに反乱の汚名を着せる。ノイスはかつてのチェイスをそう仕向けた時のように、今度は自身がジオンからの脱走者となるのだった。
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