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『空挺懐古都市』(くうていかいことし)は、石据カチルによる日本の漫画作品。小学館の『月刊flowers』2010年6月号にプロローグが掲載され、『flowers増刊凜花』2010年第11号に続編が掲載された後、『凜花』(後に『増刊flowers』に誌名変更)2011年第12号から連載となった。
あらすじ
海面が上昇し、大地が小さくなり始めた世界。人々は、化石燃料の蒸気を浮力とする海上の空挺都市で暮らしていた。空挺都市に憧れ、技術者として移住した風波トキは、花宮ユナという不思議な少女と出会う。トキは、彼女にもらった髪飾りから、何か大切なことを思い出しそうになる。
実は、2人は互いに想い合う仲だったが、空挺都市の燃料街で暮らすトキは、燃料の蒸気によって発症する古妖精病(メランコリア)という記憶障害にかかり、ユナのことを覚えていなかった。
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