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『お前はまだグンマを知らない』(おまえはまだグンマをしらない)は、井田ヒロトによる日本の漫画作品。『月刊コミック@バンチ』(新潮社)のウェブコミック配信サイト『くらげバンチ』にて2013年10月から2019年5月31日まで配信。累計発行部数は2017年2月現在で50万部。略称は「おまグン」
作者が中学1年の時に群馬県高崎市に引っ越してきた時の体験がベースとなっている。
新連載立ち上げの際編集から「多くのファンを獲得する為に色んな要素を盛り込んだ方が良い」と言われたのと「群馬ネタをそのまま出しても誰も食べてくれないからグルメ、ミステリー、サスペンス、エロ、ホラーなど、おいしく料理するためにあらゆる要素を意図的に取り入れています。」とのこと。また本作のターゲット層とエロ要素については「当初、読者は20~40代男性を想定していましたが、蓋をあけたら小学生やお母さん世代がメーンに。なので、エロ要素は何とかしないとなあと思っています(苦笑)。」と語っていた。
2017年に間宮祥太朗の主演でドラマ化および映画化され、2018年にはテレビアニメ化され、スマートフォンアプリのゲーム「お前はまだグンマを知らない名産品編」もリリースされた。(iOS版、Android版)
ストーリー
高校生・神月紀はチバ県からグンマ県に引っ越すこととなった。しかし先に当地へ引っ越していた幼馴染からは「グンマから生きて帰ったものはいない」と警告を受け、さらにインターネットで検索すると、ネガティブな情報ばかりが入ってくる。やがて真中高校に編入した神月は郷土愛に溢れる生徒からグンマゆえの様々な文化・風習を教えられカルチャーショックを受ける一方、トチギ県やイバラキ県との地域間抗争に巻き込まれていく。
群馬県の名産品のこんにゃく、群馬県出身の内閣総理大臣はすべて敬称で先生をつけて呼称するなど、群馬県視点での物語が展開する。
テレビアニメ
2018年4月から6月まで群馬テレビ、アニマックスで放送され、GYAO!ほかで配信された。ナレーションはバッキー木場。同年7月27日に全12話を収録したDVDが通常盤(DMPBA-033)と群馬県内限定のグンマEdition(DMPBA-034)の2形態で発売された。
エンドロールでは群馬県出身のキャスト・スタッフは文字が光る演出がなされている。
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